ポルシェのエクスクルーシブという限定車の内装でエアコンのルーバーやウィンカーレバーなどに本革が張られていると言うことを伺いました。
現在の車には無い細かなところにまでこだわりのあった時代のお車です。
昔のお車ですが、そんな内装に憧れます。
お客様からポルシェのセンターエアコンを渡され、やってみてくれと。
今までに経験のない作業です。
でも「他と同じことをしていてもカスタムとは言わない」とお客様からの言葉で
チャレンジしてみました!
まずは分解から
ここまで分解できました。
仕上がった画像はこちらです。
本革を究極まで漉き加工して、更に柔らかく施して、作業に入りました。
分解に限界があったので左右にルーバーには革は貼れませんでしたが、革仕様のバランスを考えて真ん中のエアコンレバーに貼りました。元々あった溝もきちんと再現されています。
今はステアリングも加工された製品が販売されています。
新しいお車はすでに内装も出来上がっています。
車内はご自身のお部屋と同じです。
運転中に感じる居心地の良さ、運転のしやすさ、楽しさなど皆様それぞれあると思います。
そこにご自身のこだわりでカスタムされたものがあったら優越感もプラスされます。
もっとお車を愛するようになり大切にされることでしょう。
ハーツスタジオはカスタムショップとして皆様のお力添えができるよう努力していきたいと思っています。
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実際にポルシェ996エクスクルーシブのお客様から内装施工の御依頼がありました。
最初の内装です。
ウッドは我がひどく、本革部分も破れ汚れがひどい状態でした><
施工後です。一部ご紹介します^^
ウッドが割れてる部分は全てウッド加工を施しています。
また本革部分の剥がれや汚れは純正と同じように、リペアも施してますが、更に、自動車用の本革を極限まで薄く漉き加工を施してからパネルやスイッチ類に貼っています。
純正と同じ仕様にしたいというお客様のご要望にお応えできるようがんばりました!
お客様も仕上がりに満足いただけて嬉しかったです^^